活動内容

ハウジングファースト東京プロジェクト
- ホームレス状態の人々の精神と生活向上プロジェクト -

ホームレス支援 池袋でのアウトリーチ

専門家らによる2度にわたるホームレス実態調査の結果、ホームレス状態にある人のうち6割に何らかの精神症状があることが判明しました。また半数以上に自殺のリスク、24%が特に危険な状態、32%が過去実際に自殺を企図したことが判明しました。2009年1月に厚生労働省によって行われたホームレスの実態調査によると、日本全国のホームレスは15,759人とされていますが、実数はおそらく倍以上であるとホームレス支援団体などは考えています。そしてその数は、不況の影響で増加傾向にあります。

東京プロジェクト ホームレス支援

その現状を受け、日本国内のホー ムレス状態にある人々に対する医療・保健・福祉へのアクセスの改善、精神状態と生活状況の底上げ、地域生活の安定、また、多くの人にこの現状を伝えること、状況を改善すべく政策決定に携わる人々へ訴えかけるアドホカシー活動が急務の課題であると判断し、2010年に世界の医療団は 「ハウジングファースト東京プロジェクト」(ホームレス状態の人々の精神と生活向上プロジェクト)を立ち上げました。

2003年以降、行政はホームレス対策事業を行ってきましたが、それらは全ての人にとって、特に精神障がいや知的機能障がいを抱えた人たちに適した施策ではありません。実際、東京都23区が行う支援は集団対応型かつ就労自立支援に特化した支援であり、特に障がいを抱えた人たちにとってはそぐわず、結果、これらの人々は適したケアを得られず、路上で孤立状態を深めている状況です。

世界の医療団は、この状況をすぐにも取り組まなければならない課題であると結論に至り、医療や福祉の専門家を始め、この問題に高い関心を寄せる市民ボランティアと協力のもと、支援活動を開始することとなりました。

ハウジングファーストとは?

事業目的

「医療・福祉支援が必要な生活困難者が地域で生きていける仕組みづくり・地域づくりに参加する」をプロジェクト理念として、この事業は、池袋周辺と他の地域でホームレス状態にある人に向け、医療・保健・福祉へのアクセスの改善、そして精神状態と生活状況の底上げ、地域生活の安定を目的とするものとしています。

事業主体

世界の医療団は、地方自治体や国、生活困窮者・困難者の課題解決に取り組む支援団体や支援者、および当事者と相互協力のもと進めます。

実施場所の選定

池袋は、東京でもホームレス状態の人々が最も多い地域の1つであり、その数は増加傾向にあります。また、上記のプロジェクト理念を分かち合う事業パートナーである「NPO法人てのはし」は、この地域で活動し、地域の置かれた状況を熟知しているだけでなく、地域のステ-クホルダーとも良好なネットワークを構築していることから、本プロジェクトの当初の活動拠点を池袋地区に置きます。調査やアウトリーチ、支援者支援などの活動は段階を経て対象地域を広げていく計画です。

プロジェクトレポート


チャリボン

ページの一番上へ