©Kazuo Koishi

ハウジングファースト東京プロジェクト

ー希望するすべての人に ワクチン接種を

ワクチン接種から取り残されていた人々の実態をつかむ

国内で新型コロナウイルスのワクチン接種が進んだ昨年、ワクチン接種を受けたくても受けられない人々がいました。行政も把握できていない実態をつかむため、2021年5月と7月に当事者アンケートを実施。各回300以上の回答を回収し、ワクチン接種を希望するか否か、接種への不安は何か、接種の障壁となっているものは何かを調査しました。
結果判明したのは、接種したくても住民票がないために接種券が受け取れない、接種時に必要な身分証明書がない、副反応に対する不安がある等の数々の問題点でした。

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*世界の医療団は、受け取った寄附金を特定の支援プロジェクトのみに充てることなく、頂戴した寄附の総額を支援活動全体に分配することを原則としています。

ワクチン接種会を実現


ハウジングファースト東京プロジェクト
©Kazuo Koishi
接種券が受け取れない人にどのように接種券を届けるか、身分証明書の代わりはないか、副反応に関する情報をどのように伝えるかなど、ひとつひとつの障壁の解決を目指して、世界の医療団は数ヶ月にわたり行政と協議を続けました。

そして2021年10月30日、豊島区および池袋保健所の協力を得て、1回目のワクチン接種会を実現。安定した住まいのない人々にとって、副反応が強く出た場合の対処は大きな懸念点なので、解熱剤や冷却シートを渡したほか、翌日は炊き出し公園近くに相談ブースを設けて対応しました。
2回目の接種は11月27日に実施し、12月中もワクチンに関連する相談を受け付けました。
このように誰ひとり医療から取り残さない医療を目指し活動を続けます。



ワクチン接種会 実施実績


ハウジングファースト東京プロジェクト

2021年10月30日 接種1回目
72人


2021年11月27日 接種2回目
64人




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