©SEBAASTIEN DUIJDAM

いのちを守る最後のとりでークリスマスチャリティに寄せて

いのちを守る最後のとりでークリスマスチャリティに寄せて

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ご支援者の皆さまへ


平素より世界の医療団の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
ガザ地区で活動する、世界の医療団マヌエル医師の声をまず紹介します。フィリピン人のマヌエル医師は、フィリピンを襲った巨大対分の被災地での活動を終えた後、ガザに入りました。
「小学校には1000人近くの避難民が身を寄せ合い、1教室に60人近くが寝泊まりしています。ストレスの多い生活で、下痢や呼吸器疾患、皮膚病などが相次ぎ、清潔な飲み水の確保も困難です。おねしょをしたり、意味もなく叫んだりする子も増えています」
これまでにいただいたご支援により、ガザ地区において1日100件のペースで診察を続けています。他方、爆撃では子どもたちが大勢巻き込まれたため、小児整形外科分野で早急に介入し専門的な治療を行う必要があります。

いのちを守る最後のとりでークリスマスチャリティに寄せて
©Christophe Garcot

ほかにも、中央アフリカ共和国では、国民の多くが無政府状態と暴力の連鎖におびえながら暮らしています。西アフリカ地域のエボラ出血熱の猛威は衰える兆しがありません。これについては、世界の医療団・フランスの理事長であるティエリ・ブリゴからもお話しをさせていただきました (記事はこちら)。

いのちを守る最後のとりでークリスマスチャリティに寄せて
©Zein Al Rifaii

緊急事態は時と場所を選ばずに起こり、そこに暮らす人々の日常を容赦なく奪っていきます。
私たちは、上記の4か国・地域でこれからも医療を提供し続け、人々の暮らしを支えていきます。このウェブサイトでも情報を随時掲載しますので、ぜひご覧ください。
皆さまのご支援が、いのちを守る最後のとりでなのです。
どうかあたたかいご支援をお願いします。

世界の医療団 日本
理事長 ガエル・オスタン

いのちを守る最後のとりでークリスマスチャリティに寄せて
©MdM


クリスマスチャリティへのご協力のお願い


これらの地域での活動強化・継続のため、ご支援ください。
特に、現在猛威をふるっているエボラ出血熱の予防・啓発については、リベリアでの活動だけでも970,000ユーロ(約1億2,000万円)、シエラレオネやその周辺国での対策費などすべて合わせると2,470,000ユーロ(約3億4,580万円)という莫大な費用が必要です。そのため、世界の医療団では世界各地の全14事務局をあげて緊急に資金を募っています。日本からは、このチャリティを通じて1,000万円を集めることを目標としています。
感謝の気持ちをこめ、キャンペーン期間中にご支援くださった方には、抽選で素敵な贈り物をお届けします。
このキャンペーンの詳細・ご支援は こちら からお願いします。

キャンペーン期間も残すところあと3日。
ひとりでも多くの人に医療を届けられるよう、ご協力ください。

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