「アフリカの角」緊急事態 ソマリア、エチオピア、ケニア介入

「アフリカの角」緊急事態 ソマリア、エチオピア、ケニア介入

ケニア東では、住民の大半が家畜と農業収穫に頼っているダダーブ地域において、干ばつの被害が大変深刻である。難民の殺到と医療診療の要求の増加によって、手当が施せない事態となっている。この事態に直面し、世界の医療団は、WAHA(Women and Health Alliance)と協働で、危機的に最も被害を受けている女性と5歳以下の子どもたちに特別配慮した計画を開始する。我々アソシエーションは、ダダーブ地域の病院に対し、以下の支援を行う。

・ 再開発、薬と医療器具の供給
・ 医療関係者の養成等
世界の医療団チームは、同様に地域の10の医療施設に対しても以下の支援を行う。
・ 再開発、物資供給
・ 医療関係者の養成
・ 母親と小児の健康と栄養状態の検診
・ 共同体の健康を管理する人材の養成

エチオピアでは、世界の医療団の医療チームが、ソマリア国境のドロ・アドの2ヶ所の難民キャンプで、最も弱いソマリア人難民と現地住民のため、衛生上の需要を判断し、栄養面と医療活動を開始するため活動している。ボコルマヨとマカルディダから孤立した農村周辺に設置されたこの2つのキャンプは、現在すでに7万人以上の人々を受け入れ、さらに難民の到着に直面している。

これら難民キャンプ以外には、現在機能している医療施設は存在しない。世界の医療団は、医薬品と医療器具の供給を保障し、マカルディダ地方の農村医療センターとボコルマヨの診療所を再開し、支援する。

ソマリアでは、プントランド地方のボサソで、女性と子どものための医療計画を開始した。世界の医療団は、現地当局とアソシエーション協力のもと、既に存在している5つの健康センター「母と子どもたち」の活動に注力している。我々アソシエーションは、必要不可欠な医薬品、ワクチン、器具の供給、医療関係者養成、現地の組織への専門家の派遣を保障している。よって、町の中心に設置されたキャンプに避難してきた、また生活している1万人近くの妊産婦、4万人の5歳以下の子どもがこれら活動により援助を受けられるはずである。

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