ホームレス状態、生活困窮状態にある人々への支援を新宿で開始

世界の医療団は国内における事業として、東京・池袋でハウジングファースト東京プロジェクトを実施してきました。生活困窮状態にある人々は年々増加しており、対処療法的な支援に限界があることから、2023年12月以降は、アドボカシーに軸足を置いた活動を模索してきました。現場の医療相談は他団体に移譲し、後方的な支援を行っていました。

同様の事業を各地で実施している複数団体にヒアリングするなかで、国民皆保険制度のある日本においても行政サービスから漏れてしまう人々がおり、取り巻く状況がより厳しくなっていること明かになりました。これらの人々が直接医療につながれるよう、現場での無料医療相談会に世界の医療団として継続して参加することを、団体内の議論を経て決定いたしました。生活困窮状態にあり、健康に課題を抱える人々は、ほかにもさまざまな課題を抱えており、医療支援だけでなく包括的な支援が必要です。複数の領域でそれぞれの専門性を活かした支援を実施し、日本政府へのアドボカシーの機会を持つ認定NPO法人 自立生活サポートセンター・もやいの活動に参画することにしました。

もやいをはじめとする複数のNPOが協力しあって活動する「新宿ごはんプラス」は、ホームレス状態や生活困窮状態にある人びとを支えるために、東京都内の各団体・個人が連携し、「路上の視点から貧困問題を解決する」ことを目指しています。毎週土曜の午後、新宿都庁前にて、食料品の提供と、暮らし・健康の相談会を行っています。(詳細 https://gohanplus.org/

これまでも世界の医療団は、「新宿ごはんプラス」の活動に不定期で協力してきました。健康相談をはじめ、配布物資の提供などを行ってきました。
今後は、現在行われている健康相談人員を補強する形で入る予定です。世界の医療団に登録する医療従事者らが、ボランティアで脆弱な立場の人々に医療を提供していきます。同時に、現場で人々を取り巻く状況や課題についてデータを集め、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)実現のためのアドボカシー活動に活かしていきます。

【開催日時】
毎週土曜日 14時~

【開催場所】
新宿の都庁・第1庁舎の前
(都営大江戸線「都庁前駅」E1出口すぐ / JR「新宿駅」徒歩10分)

【内容】
・無料の生活相談
・無料の健康相談(医師等専門家のサポートのもと、感染症予防を実施)
・食料品の配布(用意分がなくなり次第終了)


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