© REUTERSKim Kyung Hoon

東日本大震災:「心のケア」と基礎的医療活動に向け出発

岩手県大槌町で4月4日より避難所、自宅、病院で、被災に遭われた方々の精神的な「心のケア」として精神科医によるサポートを中心にプライマリヘルスケアの医療支援活動を行うことが決定しました。ロジスティシャンと精神科医が、本日、現地に向けて調査に出発しました。

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この災害では精神的ダメージを受けた方が多く、被災での精神的ダメージ、災害後に起こる過去の記憶が蘇ることでのストレス、また避難所での不自由な生活で疲労が重なっており、心のケアが重要な課題の一つとなっています。世界の医療団は、「東京プロジェクト」でも行っている精神的サポートで長期的に被災地の方々を支援していくことを決めました。

精神科医、臨床心理士、看護師等からなるおよそ3~5人の医療チームを交代で派遣し、現地の細なニーズに合わせて現地行政機関や保健当局と連携した長期的・継続的に、支援を計画しています。

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