活動内容

熊本県を中心に2016年4月14日より発生した一連の地震を受けて、世界の医療団は被害が大きいとされた益城町、南阿蘇村、西原村などで医療支援に関する調査ミッションを開始しました。行政、地域の医療機関、支援団体など各機関との調整、また医療支援のニーズに関する調査結果を踏まえ、支援ニーズが確認された熊本県阿蘇郡西原村にて同月、医療支援活動を開始しました。

子どもとその家族へ向けた支援

子どもは地震による揺れ、停電による暗闇、繰り返す余震などがもたらすストレスや不安に対処する能力が備わっておらず、特に幼児はその体験を言葉などで表現することができないため、こころの問題が見落とされがちです。また、慣れない集団での生活からくる負担は大人と同様に子どもにも重く、普段以上に保護者やコミュニティでのケアを必要としています。しかし、被災にともない大人たちが忙しく立ち働き、大人の側も子どもをケアする十分な心理的かつ時間的な余裕がない中、子どもやその家族に対するケアや見守りが置き去りになっているのが実情です。子どもとその家族のストレスや心理的な影響を最小限に抑えるため、中長期的な支援が必要であると判断しました。

行政機関、医療支援団体、地域の医療機関などと情報共有、協働しながら、子どもが自由に遊ぶことができる空間を提供し、小児科医、精神科医の監修のもと臨床心理士など児童精神・心理に精通したスペシャリストを派遣しています。子どもたちとその家族が時間を過ごすことができる週末の『親子カフェ』運営の他、保護者向けの講座なども開催しています。 大地震の後も余震、大雨などが続き二次災害の発生が懸念される中、そして仮設住宅の入居が始まるなど変化する現地の状況を察知し、常に地域に寄り添いながら子どもたちに安心、安全な環境を提供し、子どもやその家族の不安やストレスの予防、軽減を図ります。

*この活動のための資金の多くを、ジャパン・プラットホーム様「九州地方広域災害被災者支援資金」よりご提供いただいております。

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