©Médecins du Monde

10月10日は世界メンタルヘルスデー

メンタルヘルスへの正しい知識を深め、偏見をなくすことを目的に制定されました。 
コロナ禍にあって、今、メンタルヘルスへの意識が一層高まっています。
世界中どこであっても、災害や感染症流行による生活環境の変化、また既存の経済的、社会的、身体的要因が複合的に絡みあって、ケアや医療福祉制度からこぼれ落ちてしまう人たちが増えています。


私たち世界の医療団が掲げる医療とは、Careであり、Soin、治療し、看護し、配慮し、気にかけること。
その中心は「話を聞く」こと。
難民キャンプでも、被災地でも、東京の現場でも、その理念を大切に活動しています。


#世界メンタルヘルスデー
#WorldMentalHealthDay
#WMHD2020




心配
不安
憂うつ

悪夢と不眠に悩まされている
爆発から2ヶ月が経った 
世界は廻っていく


けれど、ベイルートの人々にとって、爆発の悲劇は今も生々しく脳裏に浮かび、復興も回復への道のりはまだ見えていません。
ベイルートで起きた巨大な爆発事故は、多くの死をもたらし、多くを破壊しました。

世界の医療団のチームは、最も被害の大きかったカランティーナ地区での戸別訪問を軸に、心のケア、心理社会的ケアを続けています
路上、電話での相談窓口を設置、現地パートナーと協働しながら移動クリニックを運営するなどメンタルヘルスを提供しています。

これまでに、141人の子どもを含む590人を診療、また594回のCOVID-19関連のセッションを開催するなどの啓発活動を実施してきました。
世界の医療団は、レバノンで30年にわたり、戸別訪問やアウトリーチ活動を続けています。 

ここにいる男性、女性、子どもたちが喪失感、痛み、混乱を感じ、経験し、時に暴力に晒されています。
話を聞く人が今、必要です。

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