戦争は続き、子どもや若者のこころが悲鳴をあげている
4年前の2月、ウクライナの人びとの日常は、突然、大きく変わりました。愛する人を失う悲しみ。すぐそばにある危険。避難や病気、経済的な不安。そして、身のまわりで続く攻撃。この4年間、ウクライナの人びとは、つねに不安と緊張のなかで暮らしてきました。紛争が長引くほど、身の危険を感じ続ける緊張や、大切な人を思う気持ちは、大きなストレスとなって、一人ひとりのこころと体に影響を与えていきます。とくに成長の途中にある子どもや若者にとって、その影響は深刻です。
こころの傷は、時間がたっても残ります

このプロジェクトを支援する
*世界の医療団へのご寄付では、所得控除または税額控除の寄付金控除が受けられます。
*世界の医療団は、受け取った寄付金を特定の支援プロジェクトのみに充てることなく、
頂戴した寄付の総額を支援活動全体に分配することを原則としています。
子どもと若者を支える、3年目のプロジェクト
子どもや若者のメンタルヘルスケアを広げるため、ウクライナで始まったプロジェクトは、今年で3年目を迎えました。「トラウマを乗り越える― 若者と子どものためのコミュニティメンタルヘルスケア ―」と名付けられたこのプロジェクトは、地域全体でこころのケアを支えていく仕組みをつくることを目標としています。
3つの取り組みで、地域から支える
このプロジェクトでは、次の3つの取り組みを組み合わせて進めています。(1)医療支援体制の整備
安全上の理由で移動ができない地域へ、定期的な訪問活動による医療支援を行っています。
(2)施設の修復と環境づくり
破壊された施設を修復し、安心して相談やケアを受けられる場所を地域に取り戻します。電話による「ヘルプライン」を設置し、紛争による苦痛や孤独、ストレスなどに対する相談を受け付けています。
(3)人材の育成と研修
医療従事者のための技術強化に対する支援はもとより、教師や施設職員など、子どもや若者と日々向き合う人びとに向けて、トラウマへの正しい理解を深める研修を行っています。
特に(3)は、こころの傷を持つ人びとへのあやまった理解や、差別・偏見をなくすために、欠かすことのできない取り組みです。こころの回復には、時間と寄り添いが必要です。一時的な支援で終わらせず、地域全体で支え続けるメンタルヘルスの仕組みを育てています。
国際的にも認められた取り組み

日本からのご支援が、未来につながります
日本からのご支援は、こうした長期的な取り組みを支え、不安やトラウマを抱えながら生きる子どもや若者たちが、未来を描ける環境をつくる力になります。2026年の年始に、現地で活動するメンバーから届いたメールには、施設の修復を終えた国境付近の街でも、今なお砲撃が続いていると記されていました。そのような状況のなかでも、子どもや若者と日々向き合い、支え続ける地域の人びとがいます。世界の医療団は、そうした人びとと共に努力を重ね、希望をつないでいきます。
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4年がたっても停戦のめどが立たないウクライナ。最も影響を受けている子どもたちや若者を支えるために、ご協力をお願いします。 *世界の医療団へのご寄付では、所得控除または税額控除の寄付金控除が受けられます。 ![]() ©MdM Greece
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