2月10から11日にかけての夜にマダガスカルを襲ったサイクロン、ゲザニは、甚大な物的被害をもたらしました。12日の国家災害危機管理局(BNGRC)の発表では死者36人、行方不明者6人、負傷者374人にのぼり、25万7222人が被災。物的損傷も激しく、住宅37,000戸が損壊、約18,000戸が全壊し、約12,000戸が浸水。断水、停電、電話網の遮断など、市の80%が壊滅状態にあるとみられています。大統領府は国家非常事態を宣言しました。現地では世界の医療団のチームが、住民を支援するための準備を進めています。洪水とインフラの破壊により、特にコレラをはじめとする伝染病の再流行が懸念されています。
このプロジェクトを支援する
*世界の医療団へのご寄付では、所得控除または税額控除の寄付金控除が受けられます。
*世界の医療団は、受け取った寄付金を特定の支援プロジェクトのみに充てることなく、
頂戴した寄付の総額を支援活動全体に分配することを原則としています。
「マダガスカルで2番目に大きな都市であり、世界の医療団の拠点の一つがあるトアマシナは、特に大きな被害を受けています。現地のスタッフからは、甚大な被害と洪水が発生していると報告されています。道路や一部の通信回線は遮断され、電気も水道も止まっています。当面の最優先事項は、被災者へのケアの提供、保健センターへの物資供給、そして地元当局との連携による対応といった、最も基本的なニーズへの対応です。
サイクロン襲来以前から、医療施設からは医療用品の不足が数多く報告されていました。下痢、発熱、マラリアといった伝染病や疾病のリスクに直面しているため、衛生環境の整備と予防啓発活動の強化が不可欠です。当局は、市内の80%が被災したと推定しています。特に伝染病のリスクが高まっていることを考えると、最悪の事態を懸念せざるを得ません」
と、世界の医療団アフリカ部門責任者のアン・シェイロン氏は説明します。
世界の医療団は1986年からマダガスカルで活動しています。保健と栄養の危機に対する緊急対応、性と生殖に関する保健サービスの向上、性労働者のリスク軽減など、さまざまな形でマダガスカルに介入してきました。今回のサイクロンで最も被害が大きかったトアマシナに駐在する世界の医療団スタッフ7名は無事ではあるものの、大きなショックを受けています。しかし、チームは、全住民を支援するため、可能な限り迅速に適切な対応を行う準備を進めています。
今後、職員を新たに増員し、サイクロン後の保護と保健分野についての評価、緊急避難所における保健省の医療チームの支援、被災者への心理社会的支援などを予定しています。

|
< ご支援はこちらから > 甚大な被害を受けたマダガスカルの緊急支援にご協力をお願いします。 サイクロンはこれから本格シーズンを迎えます。 被災した人々が希望をもって生活を再建できるようご支援ください。 *世界の医療団へのご寄付では、所得控除または税額控除の寄付金控除が受けられます。 |
|---|