世界の医療団 日本世界の医療団の広がるネットワーク:アジアの拠点
世界17ヵ国にある事務局のうちアジアの拠点として、バングラデシュ(ロヒンギャ難民支援)、ラオス、日本(東京)を中心に活動しています。
世界の医療団のネットワーク
団体概要
正式名称 特定非営利活動法人 メドゥサン・デュ・モンド ジャポン
(欧文名称 Médecins du Monde Japan)所在地 〒106-0044 東京都港区東麻布2-6-10麻布善波ビル2F 連絡先 月曜~金曜 10:00~18:00(土、日、祝、年末年始を除く)
TEL:03-3585-6436 FAX:03-3560-8073代表者 横森佳世(理事長) 事務局長 米良彰子 職員数 日本:9名(フルタイム6名 パートタイム3名)
ラオス:11名(フルタイム10名、パートタイム1名)沿革 1995年3月 設立
2000年 特定非営利活動法人(NPO)の設立認証を獲得
2007年 認定特定非営利活動法人として認定を獲得
[世界の医療団の歴史]
定款
年次報告・会計報告 個人情報保護方針 世界の医療団の活動 世界の医療団のネットワーク
理事
8人(五十音順)
石原 恵 看護師 大浦 紀彦 形成外科医 ガエル・オスタン PMC株式会社代表取締役 佐藤 直 ワープジャパン株式会社代表取締役 瀬古 篤子 株式会社ヴィジョン・エイ代表取締役 日野 慶子 東京都立多摩総合医療センター 精神神経科医長 見山 謙一郎 (株)フィールド・デザイン・ネットワークス 代表取締役CEO 横森 佳世(理事長) 東京農工大学グローバル教育院 准教授
理事長就任のごあいさつ
2025年4月1日より、世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンド ジャポン Médecins du Monde)日本の理事長に就任いたしました。改めまして、長年にわたり世界の医療団 日本を支援していただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
世界の医療団 日本は、1995年の阪神・淡路大震災を契機に設立されて以来、30年にわたり、国内外で医療を必要とする人々に医療を提供し続けてきました。国内では、東日本大震災や熊本地震などの被災地支援、都市部で暮らす住まいを持たない方々への医療支援を実施し、国外ではラオスの母子保健事業やバングラデシュのロヒンギャ難民コミュニティ支援、さらにはガザやウクライナでの緊急医療支援活動を展開してきました。前理事長のガエル・オスタンから受け継いだこの30年の歩みを大切にしながら、さらなる発展を目指し、力強く前進してまいります。
私自身、アジア、アフリカ、南米で駐在し、開発支援や緊急救援の現場に携わってきました。この経験を活かし、世界の医療団 日本の活動をより広く、より深く推進していきたいと考えております。特に今、ミャンマーで大地震が発生し、多くの人々が困難な状況に置かれています。長年ミャンマーに関わってきましたので、現地の被災地支援にも迅速かつ的確に対応していく決意です。
世界の医療団の強みは、世界中に広がるネットワークと、それを活かした包括的な支援です。保健医療を基盤とした社会開発を軸に、より多くの人々へ支援を届けます。紛争や災害によって医療を受けられない人々への支援活動や難民支援に加え、保健システムの強化や、母子保健、感染症・非感染性疾患対策、精神保健など、長期的な視点に立った医療支援を強化し、地域社会の持続可能な発展を支えていきます。また、現地の地域社会が直面する課題を少しでも解決に導くため、世界の援助潮流を見据えながら、現場の特性に最大限に配慮して、支援のあり方を常に進化させます。
世界の医療団のビジョンは、「医療サービスへのアクセスを阻むいかなる障壁も存在しない世界、医療へのアクセスが一人一人の権利として確立している世界」です。その実現のために、チーム一丸となり、関係者や支援者の皆様とともに、世界の医療団 日本の活動をさらに発展させ、より良い未来を築いてまいります。そして、現状に甘んじることなく、新たなチャレンジにも果敢に取り組み、より広範な支援を実現していきたいと考えています。
「誰もが治療を受けられる未来を」ーその志を胸に、これからも邁進していく所存です。
今後とも、皆様のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
理事長 横森 佳世
世界の医療団 日本は 「アカウンタビリティ・セルフチェック2021マーク(ASC2021)」を取得、アカウンタビリティの確保と強化に取り組んでいます。
「アカウンタビリティ・セルフチェック2021」について
メドゥサン・デュ・モンド
(世界の医療団)とは
©Sebastien Duijndam