活動内容

「治療(医療支援)」と「証言/アドボカシー」

世界の医療団では、国籍、民族、宗教、思想、人種などあらゆる壁を乗り越えて、日本、世界を問わず、最も弱い立場にある人々に「治療」(医療支援)と「証言/アドボカシー」という2つの方法で手をさしのべる目的で活動を続けています。

治療(医療支援)

地域社会の“自立”に重点を置いた活動を展開

援助対象は、自然災害、武力紛争、政治的抑圧などの犠牲者、疾病(風土病、伝染病、HIV/エイズ)に苦しむ人々、難民、少数民族、ストリートチルドレン、医療から除外されたすべての人々です。 私たちの医療チームは、援助を必要としている世界の国や地域で、それぞれの保健医療環境や住民のニーズにあわせて、様々な支援活動を展開しています。

地域社会の自立を促す、“長期開発プログラム”

長期開発プログラムは、国や地域社会による自立的な医療サービスを実現することが目的です。実施国の保健衛生当局や病院、現地NGOと協力して、地域住民を対象とした予防および保健に関する啓蒙プログラムを実施するとともに、病院の復旧、医療スタッフの育成を行います。

自然災害・紛争等への緊急対策、“緊急プログラム”とその後の“復旧プログラム”

地震・洪水・火山噴火などの自然災害、紛争の勃発により予期せぬ危機に襲われた人々を一人でも多く救うため、世界のどこへでも緊急支援チームを派遣し、治療や救援物資の調達を行います。緊急事態の沈静化を受けて開始される“復旧プログラムは”、6ヵ月から3年の計画で実施されます。被災者や犠牲者の身体と精神の回復、彼らに必要最低限の保健サービスを保証するべく、破壊された社会、保健衛生機構(施設・物資・人材)の復旧援助を目的としています。

証言活動

世界の医療団に活動の中で、証言活動/アドボカシー活動は、医療支援活動と並ぶ重要な役割を果たしています。我々が医療支援活動を行なっていく上で、最も弱い立場の人々への医療へのアクセスを難しくしている原因に、人権の尊厳が侵害されている状況が多くあります。その状況を改善するべく、こうした現状を「証言」し、多くの人に伝えることが証言活動です。