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フィリピン台風被災地支援 現地レポート

フィリピンレイテ島で活動する緊急支援医療チームは、移動診療による支援を続けています。
台風被害を受けたレイテ島の中には、道路が断絶して外部からの支援が届いていない地域があります。

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Sumanggaという地域では、発災以来、世界の医療団の支援チームが到着するまで、住民達は治療を受けることができずにいました。支援チームは医療物資や医薬品の支援を行うとともに、住民達の感染症予防や治療を行いました。

また、レイテ島北部のCarigaraという町でも、世界の医療団は最初に到着した支援NGOの一つでした。

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「台風ハイエンが襲来してから、外部からの支援はほとんど届かなかった。世界の医療団の医療支援が初めてだ。今の状況では、本来住民を保護するべき自治体も何もすることができない。住民たちが適切な治療を受けられることは何よりも重要だ。」とCarigaraの市議会議員のDaryl氏は語ります。
人口の6000人の小さなこの町はインフラが甚大な被害を受けました。住民の健康にも問題が現れ始めています。
「私たち自治体は財政的に困難な上に、復興まで多くの課題が残されている。医療施設は崩壊し、電気や全てのインフラは断絶されてしまった。住民達の中には、発熱やインフルエンザ、未治療の怪我に苦しむ人々がいる。世界の医療団をはじめとするNGOの支援は本当に有り難い。」とDaryl氏は続けました。

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世界の医療団は、こうした支援の届かない地域への移動診療支援を続けます。
また、災害時の緊急支援に留まらず、災害後の復興支援を見据えた中長期的な支援計画を検討しています。
引き続き、皆さまの温かいご支援をお願い申し上げます。

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【約2,000円のご寄付でできること】
 ◆10人の呼吸器系疾患にかかった子どもたちの治療
 ◆3人の下痢にかかった子どもたちの治療
 ◆5人の栄養失調状態の子どもたちの治療


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