越冬のための防寒着の寄付 レポート ~エドワーズライフサイエンス株式会社 ~

暑さの厳しい季節と寒さの厳しい季節に路上での生活を余儀なくされることは、特に障がいを抱える人や高齢の人にとっては『死』に直結することです。路上孤独死という最悪の事態を防ぐため、世界の医療団の「東京プロジェクト」では、8月には熱中症対策を、12月末~1月初には越冬対策を実施します。

越冬のための防寒着の寄付 レポート ~エドワーズライフサイエンス株式会社 ~
「熱中症対策」では、事務所で作成した啓発チラシと飲料を配布し、医療者などによる説明を実施します。熱心にチラシを読み、説明者の話に耳を傾ける方は多く、啓発・普及活動は、反復することにより有効性が高くなるため、複数回に亘り、継続的に実施することが通常です。

越冬対策は、行政の支援がほぼ全てストップしてしまう年末年始の期間に実施します。昨年同様土日が重なり、2014年12月26日(金)17時~2015年1月4日(日)まで10日間に亘る越冬対策が必要です。越冬対策とは具体的には、寝泊まりする場所を確保できない方に対し、宿泊施設、当座の食糧などを迅速に提供し、必要に応じて医療的な介入をすることにより、ホームレス状態にある人々の『命』を守る活動です。

越冬のための防寒着の寄付 レポート ~エドワーズライフサイエンス株式会社 ~
越冬対策を目前に、男性ものの防寒着が不足しているという危機的な事態が発生していました。その状況をエドワーズライフサイエンス株式会社にご相談させていただいたところ、即日全社員の皆さまにお声かけをはじめてくださり、本日段ボール6箱分の防寒着を受領いたしました。これで、ホームレス状態にある人々に温もりを届けることができます。

私たちの活動に関心を持ってくださり、支えてくださる方々の存在を実際に感じられること、それが当事者たちの支えとなり、私たちの活動の支えとなります。

企業・法人の方へ企業だからこそできるご支援があります。
社員参加型のボランティアについても、企業パートナー担当までお気軽にお問い合わせください。(info@mdm.or.jp)

写真① 段ボール6つが到着
写真② 中には社員の皆さまの温かさがたっぷり詰まっています

>> 「東京プロジェクト」

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