社員参加型企業ボランティア レポート ~エドワーズライフサイエンス株式会社 ~

世界の医療団は、社員の方にボランティアとしてご参加いただけるようご協力をお願いしています。

社員参加型企業ボランティア レポート ~エドワーズライフサイエンス株式会社 ~
エドワーズライフサイエンス基金より2015年度の 「東京プロジェクト」の活動の一部に対し、助成金をいただけることが決定しました。その際、資金面でのサポートのみならず、ボランティアとして活動もサポートしたいとのありがたいご提案がありました。本日は、2014年12月2日(火)に実施したエドワーズライフサイエンス株式会社の社員参加型ボランティア活動についてご紹介させていただきます。

東京プロジェクトではアウトリーチにはじまり、福祉活動、リハビリテーション活動、運動療法、カウンセリング、医療相談会など多岐に亘る活動を実施しています。その活動の中でも、リハビリテーション活動は特に重要な活動の1つです。日常生活を送るために必要な社会的能力をつける訓練に始まり、セルフケアの方法を学んだり、ボランティア活動や「お守り作り」などの就労体験への参加を通して自己効用感を高めたり、 「パン作り(あさやけベーカリー)」「料理教室」などを通して仲間や地域との絆を深めることができます。リハビリテーション活動を通して、じっくりと時間をかけながら少しずつ地域の一員として主体的な生活を送ることができるようになるのです。

エドワーズライフサイエンス株式会社の2名の社員が、2014年12月2日(火)にリハビリテーション活動の1つである「お守り作り」と「クリスマスの飾り作り」の作業をボランティアとしてお手伝いくださいました。完成したお守りは大正大学が買い取ってくださり、その売り上げは東京プロジェクトの活動資金となります。また、完成したクリスマスの飾りは、あさやけベーカリーと要町あさやけ子ども食堂(パートナー団体が運営)で使用する予定です。

路上生活から地域の生活へと移行した当事者の皆さんと交流をしながら、和気あいあいとした雰囲気の下、作業は進んでいきました。作業終了後に振舞われた大学芋もご賞味いただき、楽しい一時をお過ごしいただけたようでした。この大学芋は、週末の農作業リハビリテーションプログラムで収穫したさつまいもで作ったものです。

エドワーズライフサイエンス株式会社社員
西山様の声
初めての参加でしたが、とても温かい雰囲気の場所で楽しく作業をさせて頂きました。過去に路上生活を送られていた方から直接お話を伺うこともでき、改めて東京プロジェクトを支援させていただけることを嬉しく思っております。ボランティア活動は、会社や普段の生活でお目にかかることない新しい人たちに出会うことで日常の中に変化をもたらすとても良い機会です。弊社としても今後様々な形で支援させていただきたいと思います。

エドワーズライフサイエンス株式会社社員
緒方様の声
思いがけず作業に没頭してしまいました。普段の仕事とは全く違う、癒しの時間でした。今日お手伝いして一緒に作った作品を、実際にあさやけベーカリーなどで使っていただけると思うと嬉しいです。


私たちの活動に関心を持ってくださり、支えてくださる方々の存在を実際に感じられること、それが当事者たちの支えとなり、私たちの活動の支えとなるのです。

企業・法人の方へ:企業だからこそできるご支援があります。
社員参加型のボランティアについても、企業パートナー担当までお気軽にお問い合わせください。(info@mdm.or.jp)


写真① クリスマスの飾り作りの作業の様子 その1
写真② クリスマスの飾り作りの作業の様子 その2
写真③ 週末の農作業プログラムで収穫したさつまいもで作った大学芋

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