社員参加型企業ボランティア  全社会議での登壇 レポート ~日本CA株式会社~

世界の医療団は、社員の方にボランティアとして定期的にご参加いただけるようご協力をお願いしています。また、社内のCSRセミナー、会議の場などで活動紹介の機会をいただけるようご協力をお願いしています。

社員参加型企業ボランティア  全社会議での登壇 レポート ~日本CA株式会社~
本日は、CSR活動の一環として日本CA株式会社様にご協力いただいております「東京プロジェクト」での取り組みについてご紹介させていただきます。

東京プロジェクトではアウトリーチにはじまり、福祉活動、リハビリテーション活動、運動療法、カウンセリング、医療相談会など多岐に亘る活動を実施しています。その活動の中でも、リハビリテーション活動は特に重要な活動の1つです。日常生活を送るために必要な社会的能力をつける訓練に始まり、セルフケアの方法を学んだり、ボランティア活動や「お守り作り」などの就労体験への参加を通して自己効用感を高めたり、「パン作り」「料理教室」などを通して仲間や地域との絆を深めることができます。リハビリテーション活動を通して、じっくりと時間をかけながら少しずつ地域の一員として主体的な生活を送ることができるようになるのです。

社員参加型企業ボランティア  全社会議での登壇 レポート ~日本CA株式会社~
2014年10月21日(火)より、リハビリテーション活動の1つである「お守り作り」の活動に対して、日本CA株式会社様より定期的に社員の皆さまをボランティアとして派遣いただけることが決定いたしました。

「お守り」は、路上生活から地域の生活へと移行した当事者が作り、それを大正大学が買い取り、生徒や地域に無料配布されています。「お守り」の売上金額はホームレス状態にある人々の生活資金となります。

第一回目の活動は2014年10月21日(火)でした。日本CA株式会社社長のフォルケンシュタインご夫妻をはじめ、7名の方が「お守り作り」のボランティア活動にご参加くださいました。路上生活から地域の生活へと移行した当事者の皆さんと交流し、自己紹介などを交えておしゃべりをしながら充実した時間を過ごしました。作業終了後、突然社長さんがその日がお誕生日だった社員の方に対して、サプライズでお誕生日のお祝いをされる場面がありました。社長様と社員の間に垣根のない親しみやすい雰囲気に、当事者メンバーも和やかにリラックスしながら作業をすることができ、交流を楽しむことができた様子でした。日本CA株式会社様の7名の参加者の皆さまもボランティア活動を楽しんでいただけたようで、ポジティブな反応をいただくことができました。

社員参加型企業ボランティア  全社会議での登壇 レポート ~日本CA株式会社~
ご参加者のお一人である日本CA株式会社社長ポール・フォルケンシュタイン様からご感想をいただきましたので、ここにご紹介いたします。
『この度、世界の医療団様と弊社がこのようにパートナーシップを組み、東京プロジェクトのお手伝いをさせて頂けることになり、大変うれしく思います。初回は、皆で楽しく作業することができ、2,000近くのお守りを作ることができました。
今後も一人でも多くのホームレス状態の方々が普通の生活に戻れるよう、継続してお手伝いをさせて頂きたいと思います。』

2014年10月23日(木)には日本CA株式会社の全社会議の場で、東京プロジェクトの活動紹介と毎月の支援プログラム「スマイルクラブ」についてご紹介をさせていただく機会を頂戴いたしました。

お忙しいところ、我々の話に熱心に耳を傾けてくださり、こんなにも多くの方が私たちの活動に関心を持ってくださっているのだということが今日も私たちの活動の支えとなります。

企業・法人の方へ:企業だからこそできるご支援があります。 社員参加型のボランティアについても、企業パートナー担当までお気軽にお問い合わせください。(info@mdm.or.jp)


写真① 2014年10月21日(火)「お守り作り」ご参加の様子
写真② 2014年10月23日(木)全社会議でのプレゼンの様子
写真③ 日本CA株式会社社長ポール・フォルケンシュタイン様を囲んで

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