© Arnaud Finistre

【ご支援者の皆さまへ】新年のご挨拶

新年のご挨拶 新年あけましておめでとうございます。
旧年中は多大なるご支援を頂戴し、心より感謝申し上げます。
「誰もが治療を受けられる世界を」目指し、本年もスタッフ一同邁進して参りますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。

世界の医療団日本は、2017年12月よりミャンマーからバングラデシュに避難し難民となった少数民族ロヒンギャへの支援を開始しました。
迫害から逃れ、数ヶ月という短い期間に60万人以上が流入し、非常に劣悪な環境下のキャンプに身を寄せています。食料の配給はあるものの、痩せて細い手足、尖った顎の子どもたちばかりが目につきます。長屋となっているテントには電気も、暖房器具も、仕切りさえもありません。
「今、着ている服しか自分にはない」という若い女性が、一番欲しいものとして挙げたのは「鍋」でした。そして、見渡す限り続くビニールシートの屋根、屋根、屋根。
これほど多くの人々の苦境という厳然たる事実を、同じ時代に生きる者として簡単に受け止めることはできませんでした。
医療ももちろん足りていません。過酷な環境下での暮らしは、怪我や病、恐怖や苦難で負った心的外傷に追い討ちをかけます。劣悪な環境の中で自らの体を守るための知識も足りてはいません。
私たちは現地パートナーとともに医療を提供し、健康に対する人々の意識の変化を目指し働きかける活動を行っています。そして、この場所で見た、感じた現実を一人でも多くの日本の皆さまに知って頂きたいと考えています。

私たちが行うすべてのプロジェクトにおいて、一人でも多くの方に医療を届け、出来る限りその現状を伝えるとともに、その現状を打破する原動力となるよう医療不足の根本にも向き合い、闘ってまいります。
どうぞ本年も変わらぬご関心、ご支援を寄せていただけますよう、重ねてお願い申し上げます。

世界の医療団日本 事務局長 畔柳 奈緒

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