ハイチ大地震:救助活動が続く被災地で緊急対応を開始

2021年8月14日(土)現地時間の朝8時30分、ハイチ南西部でマグニチュード7.2の地震が発生しました。
震源地は、首都ポルトープランスの西約125kmに位置するサン・ルイ・デュ・スッドの北東12kmと報告されています。
死者1,900人以上、負傷者1万人近くとの甚大な被害状況が明らかになってきました。
病院、学校、教会など多くの建物が倒壊、多くの人々が家を失っています。
また、熱帯低気圧「グレース」の暴風雨による2次災害も懸念され、地地震被災地での人道支援サービスに影響する可能性もあることから十分な注意が必要です。



世界の医療団の緊急対応


災害発生以前より医療支援活動を行う世界の医療団の緊急支援チームは、最も被害が大きいとされる南部ニップス近郊にある4つの病院を支援しています。ここは2016年のハリケーン「マシュー」によって壊滅的な被害を受けた地でもあり、医療基盤や災害対策も十分ではありませんでした。現在、現地チームは、負傷者の救助を最優先に緊急支援活動に奔走しています。

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