©Kazuo Koishi

ハウジングファースト東京プロジェクト

コロナ禍でも誰ひとり医療から取り残さない ―

新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず、コロナ禍による不況で急激に経済的に困窮する人が増えた2020年。他団体と共同で開催している炊き出し、無料医療相談会、生活相談会の会場には、普段よりはるかに長い列ができていました。寒さが厳しくなり、孤独に苛まれがちな年末年始にも、世界の医療団は例年通り越年越冬活動を実施しました。そこには、コロナ禍でも誰ひとり医療から取り残さないという強い思いがあります。


1月1日の医療相談会


2021年元日。ボランティアチームが血圧計や聴診器、薬がぎっしり詰まったスーツケース、テーブル、イス、ランプなどを会場に運搬してセッティングし、東池袋中央公園でいつものように医療相談会が始まりました。各テーブルには消毒薬が置かれています。新年の挨拶を伝えにくる常連の方、お腹の調子が悪いと訴える方、かゆみ止めが欲しい、などと続々と相談者が集まってきます。


体の悩みに耳を傾けることをきっかけにして


対応する医師、看護師は、体の悩みに耳を傾けつつ、必要な薬を選んだり、血圧を計測したりしながら、健康状態だけではなくその方の生活状況も伺っていきます。健康状態が悪く、病院での診察が必要と判断された場合には、医師が紹介状を作成し病院につなぎます。今は住まいをなくしているけれど、お話を伺うことでご本人の意思や選択を尊重し、情報共有しながら福祉へとつなげていくきっかけにします。
このプロジェクトを支援する

*世界の医療団は、受け取った寄附金を特定の支援プロジェクトのみに充てることなく、
頂戴した寄附の総額を支援活動全体に分配することを原則としています。

越年越冬活動
12月30日、31日、1月1日、3日


ハウジングファースト東京プロジェクト
©Kazuo Koishi

十分な間隔を空けてテーブルを設置します

医療相談会にいらした方
およそ100人


設置ブース

◆ 通常の医療相談ブース:3つ
◆ 咳・発熱相談ブース:1つ
◆ こころの相談ブース:1つ



こころとからだの健康へ
― 住まいが最優先されるアプローチ


ハウジングファースト東京プロジェクト
©MdM Japan
11年目を迎えた「ハウジングファースト東京プロジェクト」。コロナ禍による不況で以前はあまり見られなかった20代から30代の若年層や、女性たちの姿も目に付くようになりました。不安を訴える方も増え、こころの相談ブースでは長い時間話しこまれる方もいます。ボランティアがマスクや手指消毒薬、カイロなどを詰めた「新型コロナウイルス感染予防キット」をお配りしながら、気軽に医療相談にいらしてくださいと声をかけます。
医療相談をきっかけに生活相談につながり、まず「安心できる住まい」を得て、こころと体の健康を取り戻すというのが「ハウジングファースト(住まいが最優先)」の考え方です。どんな背景があろうとも、誰もが健康でいる、医療につながる権利があります。


「ネットカフェにはいろいろな人がいるので、コロナの感染が怖いです」― ネットカフェに寝泊まりしている40代女性


コロナをきっかけに突然職を失い、経済的に困窮する人々が激増した今、貧困は他人事ではなくなりました。誰ひとり医療から取り残さないために、世界の医療団は中断することなく活動を続けています。医療相談会に足を運べなくても、できる応援の形がご寄付です。寄付者の皆さまと世界の医療団がつながることで、誰ひとり医療から取り残されない社会を一緒に目指していただけませんか?

ハウジングファースト東京プロジェク
©Kazuo Koishi

2020年3月から配布した新型コロナウイルス感染予防キット数
8,226セット (2021年1月3日現在)



ハウジングファースト東京プロジェクトの活動資金は、そのほとんどが皆さまからのご寄付で成り立っています。

感染症の拡大と生活困窮という災禍に見舞われている今、ぜひ寄付の形でこの活動に参加してください。


*当プロジェクトへのご寄付では、所得控除または税額控除の寄付金控除が受けられます。
*世界の医療団は、受け取った寄附金を特定の支援プロジェクトのみに充てることなく、
頂戴した寄附の総額を支援活動全体に分配することを原則としています。



支援例


手指消毒液
©Kazuo Koishi

5,000円
のご寄付で出来ること


手指消毒液(250ml) 15本


キット
©Kazuo Koishi

10,000円
のご寄付で出来ること


新型コロナウイルス感染予防キット 20セット


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