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【2008.9.9】
ハリケーン「グスタフ」「ハンナ」による被害者への緊急支援 
ハイチはハリケーン「グスタフ」、熱帯暴風雨「ハンナ」による甚大な被害を受けていることから、世界の医療団は島の南部で新たに活動を開始、6日には北部にもボランティアスタッフを送った。

1994年から現在まで、世界の医療団はハイチにおいて慢性的な暴力による被害者への支援をポルトープランスを拠点に行っており、またグランダンス地方と南部の島プティゴアーブでプライマリーヘルスケア(基礎的な医療)の活動を展開している。

これらの地方では、世界の医療団のボランティアが6日よりジェレミー市およびグランゴアーブ周辺でハリケーンの被害を受けた住民への支援のためにモバイルクリニック(移動診療)で避難所に退避中の住民に無料診療にあたっている。また世界の医療団は同様にこの地域の保健施設に医薬品の無料提供も行っている。

被害の最も深刻な地域(洪水、溺れた家畜がある、農作物への被害など)へ支援を行っている。甚大な被害を受けた地域では、農園の70%が罹災し、家畜や資材などの損失が非常に大きかったことが明らかにされた。この不安定な状況は国民70%が貧困層として生きることを強いられている現状から、社会経済的な条件をさらに悪化させるとみられる。

また感染症の危険性は徐々に高まり、国民は近い将来健康被害に直面することも予想される。ハイチでは治療費を負担できず医療にアクセスできない国民が多いという状況があり、基礎的な医療へのアクセスの無料化が少なくともこの数週間中に実行される必要がある。

これと同時に、医療ボランティアスタッフとロジスティシャン(物資輸送・管理担当者)からなる6名のチームが9月6日(土)洪水、河川の増水、地滑り等の被害を受けているハイチ北部へ向けて、現在必要とされる医療物資の確認を行う調査のために出発した。この最初の調査の結果を受けて、世界の医療団はプライマリーヘルスケア(基礎的な医療)と飲料水の確保を行う予定である。

Photo by REUTERS Evens Felix
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