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1.ストリート・チルドレン・ケアセンター(首都キンシャサ)
コンゴ民主共和国の首都キンシャサに14,000人いると言われるストリート・チルドレン。路上生活を余儀なくされている特に少女たちのために、世界の医療団ではケアセンター“BBS”を運営し、支援活動を行っています。身体と精神の医療ケアを行う医療支援、家族の行方を捜すための支援、職業訓練支援(ライフ・プロジェクト)、教育・遊び・スポーツを通じての自立支援と多岐に亘る支援内容です。
● 医療支援(身体と精神の医療ケア)
子供たちの心身の健康を守り、安全な場所に保護し、彼女たちの言葉に耳を傾け、彼女たちが笑顔を取り戻せるようサポートすること、それが私たちの支援活動です。
●家族の行方を捜すための支援
家族との絆をたたれ、深く傷ついた子供たちの心は、健全な成長を大きく妨げています。世界の医療団は家族の居場所を突き止め、子供たちが再び家族の一員として生活できるよう可能な限り支援を展開しています。
● 教育、遊び・スポーツでの自立支援
子供たちは遊びやスポーツを通じて子供らしさを取り戻し、生活の基本ルールを学びます。また教育を通じて、人生の目標を見出し、危険を予測できるようになることを願って支援活動を続けています。
2.HIV対策プロジェクト・性的暴力の犠牲者の女性支援プロジェクト(北キヴ州 州都ゴマ)
ルワンダとの国境に程近いコンゴ東部の北キヴ州の州都ゴマでは、紛争による被害が特に大きい地域で、性犯罪が頻発し、HIV感染率が爆発的に上昇しています。
世界の医療団はゴマで、HIVプロジェクトを展開しています。HIV陽性者に対して医療、精神、社会面も含め総合的な支援を展開しています。また、誰もが診断を受けることができるよう検診センターの数を増やし、現地スタッフを育成し予防と治療を一体化させた支援体制を整えることに尽力しています。
同時に、性的暴力の犠牲者への支援プロジェクトも展開しています。コンゴ民主共和国全土で2009年の第一期に報告されている性的暴力の犠牲者数9,000人のうち、半数以上の被害者が北キヴ州に集中しています。調査によると、被害者のほとんどは、10歳から34歳の女性です。世界の医療団では、これまで述べ12,960名の被害女性に対し、カウンセリングによる精神ケアを施してきました。しかしながら、被害者数に比べ、現地では精神科医の数は不足しており、精神医療の質自体も高くないという問題があります。精神医療の抜本的な底上げが、この地域の急務の課題です。
3.プライマリヘルスケア (タンガニカ地域)
この地域の地域医療の機能を向上させることが我々の活動の目標です。世界の医療団では、121の保健医療センターを支援し、妊婦・新生児保健の充実、地域医療の質の向上と医療サービスへのアクセスを向上する活動を展開しています。
合わせて、コレラ、麻疹などいくつかの感染症に対し、治療と予防を総合的におこなう医療支援にも力を入れています。
麻疹の予防接種キャンペーンをおこない、328,730人の子どもたちにワクチンを提供しましたが、必要数の70%強に留まり、まだ全体には行き渡っていません。コレラ予防のための飲料水浄水インフラの整備には2012年まで支援を続けることが必要だと推測されます。
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