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世界では、日々3万人の子どもが5歳になる前に命を落としています。 この10年間で、武力紛争による子どもの死亡は200万人を数え、負傷した子どもの数600万人、家を失い避難を余儀なくされた子どもの数は2,200万人に及びます。また、世界のHIV陽性者は4,200万人を超えるといわれ、既にエイズで2,400万人以上の命を奪っています。このようなあらゆる病と闘うために世界の医療団は立ち上がりました。
「世界の医療団」はパリに本部を置く、世界各地に医療・保健衛生分野の専門スタッフ中心に派遣し、人道医療支援に取り組む国際NGOです。国籍、人種、民族、思想、宗教などのあらゆる壁を越えて、世界で最も弱い立場にある人々に支援の手をさしのべることが、私たちの活動です。
◆第一の使命「医療支援」
世界各国に医師・看護師を中心としたボランティアたちを派遣し、自然災害や武力紛争、疾病、外傷などに苦しみながらも治療を受けられない環境にいる人々の医療支援にあたります。私たちの言う「医療支援」とは、治療行為や医薬品・医療物資の調達だけではありません。現地の医療システム・社会機構の構築や復旧を支援し、住民が差別なく基礎的医療へアクセスできるようにすること、現地スタッフの育成も含んでいます。
◆第二の使命「証言/アドボカシー」
最も弱い立場の人々に医療支援を実施する上で障壁となるもの、人権や人間の尊厳を侵害するものを、医療を通じて「証言」し、多くの人に現状を伝えること。また、状況を改善するべく、政策決定に携わる人々へ訴えかける「政策提言(アドボカシー)活動」も私たちの使命の一つであり、一部地域で医療無料化制度を達成するなどの成果をあげています。
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